トレッキングを鳴らすのは帰ってくるあなたです。

トレッキングを鳴らすのは帰ってくるあなたです。

トレッキング大好き!

お久しぶりです。

始まりました、夏休み。

いちいち、
去年の今頃は、つわりでなんにもできなかったなぁ…。と思いだし

2年分たくさん遊ぼうと
色々やってます


ハンバーガーたべたり



長男がツリートレッキングをしたり


次男がボルタリングをしたり


遅めのさくらんぼ狩りにいったり


海にいったり



去年動けなかったからこそ
今年は健康で動けることに感謝です。

それでも、
なおちゃんが産まれてくれることが
一番の幸せだったことにはかわりなくて。

なおちゃんがくれた
健康で動ける夏!
とは
どうしても思えない
ひねくれた私です



何も考えずに
仕事もしながら
短い夏を楽しもうと思います。




なおちゃんとも
いっぱいいろんなとこ
行きたかったな。









トレッキング 私はやりぬく。

2017/7/29

突然ですが…只今、長女は中2、次女は小5。
来年は受験生で、再来年は高校生と中学生。
2人とも、部活だの友達だのバイトだの、家族より自分の世界を大切にする年頃が近付いてきました。
…まぁ、あまり外向きの子じゃないので、どうなるか分からないけど

家族揃って旅行するのもあと僅かかもしれない。
そんなこと考えて、この夏は思い切って屋久島へ行くことにしました

それにしても、屋久島は…高いっ
夏はさらに…高いっ
(下世話な話でスミマセン)
せめて少しでも安い7月に…。
でも、次女の小学校は、夏休み入ってすぐに2泊3日の臨海学校がある…
(小5のみ参加の一大メインイベントなのです
遠泳するので、長女の時はかなりクタクタで帰ってきたけど、中1日休めば回復するかな…。

というわけで。
臨海学校から帰ってくる翌々日に、屋久島旅行を申し込みました。
もうね、旅行代金が高いので、次女が疲れて熱を出して、ドタキャンになったらどうしよう…とヒヤヒヤでした
しかし次女は臨海学校から笑顔で帰ってきて、さっさとぐっすり眠り、翌日は元気に塾の夏期講習へ

我が娘ながらスゲェ…と思っていたら
まさかの長女、下痢嘔吐…  
(食事中の方、申し訳ありません)
伏兵はオマエだったかー

「屋久島、行きたい…」と半泣きの長女を病院に連れていき、薬をもらって、とにかく安静に
私は最悪のケースを想定しながら、敢えてテンションを下げて旅行準備をしました
家族4人いると、トラブルが起きる可能性も4倍なわけで…。
いろいろと鍛えられます

幸い、長女は軽めの胃腸炎だったようで、薬が効いたのか(気合いか)、ぐっすり昼寝したら少し元気になりました。
とりあえず屋久島は行こう、その後のプラン変更は体調次第で、となりました。

そして翌朝
朝イチの鹿児島行きの飛行機に乗るために、朝早く駅へ向かっていたら、羽化したばかりの蝉を見つけました。


初めて見た
まだ羽も体もふにゃふにゃ
なんかスゴイもの見たねー、幸先いいねーとテンションアップ


飛行機に乗ってますますテンションアップアップ
長女も食欲はないものの、まぁまぁ元気になってホッとしました。

鹿児島空港で飛行機を乗り換えて、屋久島まで40分


屋久島行きの飛行機、小さくてビックリ
そして屋久島空港は…


これまた小さい
このローカル感、なんか好きだぞー
それにしても、さすが南国
青空と陽射しの強さが全然違います
あ…暑い…

空港の近くでレンタカーを借りました


ここで、お店の方から教えてもらったプチ情報を
屋久島を一周するなら、時計回りではなく、反時計回りを勧められました。
屋久島灯台のあたりの西部林道は車道が狭く、時計回りだと離合するときに崖側になり、危険だそうです。
なるほど
アドバイス通りに反時計回りで出発です

初日は、屋久島を一周、ドライブしながら滝めぐり〜
最初に屋久島の北部にある布引の滝を訪れました


公園の奥にあるお手軽滝〜
後部座席の子どもたちを見ると爆睡中だったので、とりあえず私ひとりで行くことに。
というのも…


滝が流れていない…
落差があって立派なのに…


素敵な滝見ベンチもあるのに…
そして、キョーレツ暑いっ
でも水の音はするので、行ってみました。




ああー、滝があったー
布引の滝は、大きな岩の上をさらさらと流れていました
水量が少なくて、上段の水の流れが見えなかったんですね。
雨が降ったあとは白い布だろうけど、今日は絹糸でした


ここ、実は海のすぐそばなんです。
下流域なのに水がとても澄んできれい…
平地が少なく、島全体が山のようなので、生まれたての水がすぐに滝になり、海へ注いでいるんでしょうね。


丸の中にいる魚、分かるかな
滝つぼには魚や川エビなど、多くの生き物が気持ち良さそうに泳いでいました
私と交代でパパさんも滝へ行き、「うん、良い滝だね」と言ってました


布引の滝のあとは、永田という地区にある「屋久島うみがめ館」へ。
永田いなか浜は、ウミガメが産卵に訪れる地域です

(写真はウミガメの剥製です)

ここでウミガメの説明を受けました。
ウミガメは、卵から子ガメになり、無事に海へ辿り着けるのは30% 、そして親亀になり、産まれてた浜に戻ってくるのは更に1/5000匹だそうです。
(産まれてた浜で産卵するのがウミガメの習性だそうです)

5月から7月はウミガメの産卵時期。
産卵のために浜へ来たウミガメは、人間の気配を察すると海へ戻ってしまい、彷徨った挙句、死んでしまうこともあるとか…。
また、子ガメは光を好むため、卵から孵って海へ行くまでに光を見付けると近付いてしまい、海へ辿り着けず死んでしまうとか…。
卵がある場所を人が知らずに歩くことで、卵を踏み潰してしまう場合もあるそうです

・産卵時期、夜は、ウミガメが産卵する地域には無断で立ち入らない。
・夜は光を持ち込まない。(携帯電話の光もNG)
・保護されている場所には入らない。
これが鉄則だそうです

スタッフの方の「知らなければやってしまうことも、それがいけないと分かっていれば、やる人はいないですよね。そのために伝えているのです」という言葉が、胸に響きました。



5〜7月の夜は、スタッフの指導の元でウミガメ産卵観察会をやっているそうです。
見たいけど、明日は縄文杉トレッキングのため今夜はムリ。
明日も多分、疲れているからムリ。
行けるとしたらウミガメ産卵観察会最終日、明後日の7/31かな…。
(8/1〜 保護した子ガメの放流会となります)


この海で産まれたウミガメは、長い時間をかけてアメリカ大陸まで行き、大人になって、また長い時間をかけて戻ってくるそうです。
壮大な話ですね。


永田でもうひとつ、気になる案内板を見つけました


「よこかわけいこく」と読みそうだけど、「よっごけいこく」ですって
どんなところだろう….
予定していなかったけど、行ってみることにしました


つづく